第15章「続続・周りのもの全部吸収!自分フィルターで表現するコラッとコラージュ」
4月26日(木)第15回造育こうざを開催いたしました!
前回までのブログはこちら~
今回は3回目の集大成ということで、
仕上げをして、発表だ!
とその前に
きょうの自己紹介
今日の質問は
「YOUTUBEって観たことある?」
観たことある子がほとんどでした。
ヒカキンゲームズという番組が人気だったかな。
観ることはいいと思う?悪いと思う?という質問は
両方の意見がありました。
お父さんお母さんが嫌っているということから、
ユーチューブは好きだけど
罪悪感を持ちながら見ている子が多いですね。
少し悪いと思うことって、なんだかやりたくなってしまいますね。笑
仕上げ
さあ、最後の段階です。
自分でラミネート加工をします!
なかなか見ることのない機械を
自分で出来る!となると
みんな興奮気味です!
なんでも経験が大切なので、本当に危険なこと以外は一緒にやるのが大事だと考えております。
出来たての作品はホットホット!してるから気をつけて~
この子はラミネートをした経験があるらしく、
こうやって箱の上に乗っけてやるといいよ!と教えてくれました。
ラミネートの順番待ちの時間は
各々すきなものを作っていました。
(すきなものといっても、作るものは自分のテーマに合ったものを作ります。)
みんな生き生きしています。
途中がけの子は、つづきの製作をします。
「んー、ぜんぜんテーマにあってない!!」
なかなかテーマにそってつくるのはむずかしいみたいですね。
でも、このテーマがあることによってつくる物のデザインや理由が分かりやすくなります。これは会社で言うコンセプトのようなものですね。
そして待ちに待った
発表!!
今日の発表用紙はこちら!
これに沿って発表をしていこうというものです。
みんなが選んだテーマの一覧はこれ!
この中のどれかを選びました!
(かなり飛んだテーマがたくさんありますね 笑)
さあ、どれでしょう!?
すぐテーマを当てられる子もいれば、
全員まったく当てられないという子まで。
手がまっすぐピンッと伸びています。
前向きな姿勢。すばらしいっ!!
かなり自信がありそうですね。
作品紹介
「ゆうえんち」
ひとつひとつちゃんと意味があって、上の数字は時間を表しているそうな。
作者の子は時計がまだ読めないけど、なんとか時計の雰囲気を表現しようとデザインしました。この気持ちが大切です。決まった表現じゃなく自分のいまできる表現方法で表せばいいんです。
真ん中の長い棒に吊るされているようにみえるのはアトラクション。
ゆうえんち感が出ていますね。ゆうえんちのひとこまを切り取ったような作品が出来上がりました!
「ゆうえんち」
がんばってチラシから文字を探して、細かい切り絵まで作成しました。
根気にカンパイ。とにかく注目すべきはこの切り絵。
ヨコからは切り込みを入れずに、真ん中を上手に切り抜きました。
この切り絵は、ゆうえんちには必ずある、“あるもの”をモチーフにしています。
なんだかわかりますか?そうです!そーなんです!
メリーゴーランドです!
真ん中の動物は、そのメリーゴーランドで必ず回っている「馬」です。
ヒヒ-んっぱからっぱからっ
「ゆうえんち」 (ゆうえんちがひそかにブーム)
オレンジ色の背景が印象的で顔写真をたくさん切り抜いたのも面白いセンス。笑
でもちゃんとテーマに沿った絵や言葉がちりばめられている作品。
右一番下の「手」のマークは
ここから先、入ってはいけませんのマーク。
そんなところを表現するなんて・・・
この子はゆうえんちでいったいどこを見ているんだろう。笑
こういう発想がとてもいいですね!
存分にぎゃざで発揮し大人になっても絶やさないでほしいものです。
同じゆうえんちのテーマを選んでいても表現の仕方はさまざまでしたね!
「げいじゅつてき」
芸術的と言うのは見る人が変わればとらえ方は変わるので、かなりハードルの高いテーマだったと思います。
抽象的なテーマですが、こうしたら芸術的なんじゃないか?と自分の中にあるイメージから本人は考え、表現しました。
背景の絵の具がナイス。芸術的にみえるゾ!!
「へんな顔してる」
おじさんの顔やカツオの顔がもうヘン。ところどころにヒントも。
分かる!の言葉や中央上の“ビックリマーク!”なんかはへんな顔におどろいている雰囲気を見事に表しています。
ポップコーンは美味そうだからから付けた!とお茶目な一面もありました。
「わけがわからない机がある」
こんなテーマでやるのも面白いですよね、テーマから意味不明。
女性の目が切り抜かれているのはこわい妖怪(おばけ)だからだそうです
この作品はテーマ選びがおもいろいなぁと感じました。
普通テーマというとわかりやすく、具体的なものを選びがち。
だけどこういった抽象的なテーマを選ぶことで表現の幅、表現方法は格段に広がり自分の表現力も向上します。
まとめ
岡崎ぎゃざ造育こうざでは、
普段触れないものを、できるだけ触れられる機会を増やしたいと考えています。
先生に決められた分かりやすいテーマではなく、今回の抽象的なテーマだったりします。
今回の造育こうざのタイトルでもある、
「自分のフィルターで表現する」経験を増やし、発表をして振り返ること、他の人がどんなことを考えて作ったかという人の感性に触れることが大事だと思います。
これからもいい意味で影響を受けられる機会を、もっともっと増やしていこうと思います!