いつもご覧いただきありがとうございます!
7月5日(木)、第22回造育こうざを開催いたしました!
前回のこうざ、その3はこちらから↓
きょうの自己紹介
今日の質問は、
「トリになったら、なにしたい?」でした。
「競争したい!」
「いやだなぁ~すずめは種だべたりしてるし、カラスはゴミを食べるしなぁ」
「とんでいきたい!」
「空飛んで、かくれんぼしたい!」
よく宝くじ当たったら何したい?と考えたものですが、
想像するだけでニヤニヤしちゃって
やりたいことがポンポン出てきますよね。
現実をとびだして想像する時間ってとても贅沢かもしれません。
〇〇になったら?シリーズはまたやりたいですねぇ~。
修正の時間
さっ!今日はとうとう発表!!
とその前に
修正の時間がほしい!と要望があったので少しだけ修正の時間!!
「石が取れてる!!石はやっぱりグルーガンでは付かないのかぁ」と気づいたもよう。
この気付きが大切ですね!
それぞれ発表に向けてもくもくと作業中!
前回ガンダムに夢中で、作品にはほぼ触らなかった子。
今回は、作品の手直しをしているご様子。真剣に色を塗っています。
と言っても作品の中にいるガンダムの色塗り。
とことんガンダム好きを貫いています。
発表用紙っている?
今日はこんな質問を投げかけてみました。
いつも発表する前に発表用紙書こうね~なんて渡していたけど、
「なんで必要なんだろう?」と子供たちと考えました。
実は今回のこうざには、裏テーマがありました。
「たくさん考える日」
普段考えないことを、たくさん考える日があっても面白いかなぁと思い、今日は子供たちにいろんな角度から質問をしてみました。
「発表するときに考えなくていいから!」
「見て言えるから、発表しやすいから!」
そうだよねぇ、もちろん本人が必要じゃなかったら、それでもいいです。それも正解と思います。
なんでこの質問?
「発表用紙は書く必要があるのか?」
この質問をした理由は2つあります。
・1つ目は、発表用紙に意識をむけるためです。
当たり前に渡されていた、発表用紙。なんで書く必要があるか考えれば、大切さに意識が向くと考えました。
・2つ目は、書こう!という気持ちにしたかったからです。
いつも渡していましたが、なかなか書いてくれない事が今までありました。
なんで必要なのか聞けば「〇〇だから必要!」と答えた子は、必要だとわかったはずなので必ず書いてくれるだろうと思いました。
心理に漬け込んだ感じですかね?笑
岡崎ぎゃざはどっちだと考えてる?
岡崎ぎゃざはもちろん、書いたほうがいいと思っています。
つくって終わりではなく、ふり返って改めて考える事で作品と向き合います。作品は自分がつくったもの。作品をふり返ることは、自分をふり返ることになると考えるからです。
自分は何が好きなんだろう。何がしたいんだろう。少しずつ考えていくうちに、習慣ができ、成長していった時に、自分の人生が少しずつ見えてくるんじゃないかな?
そんな風に考えております。
すると、いつも発表用紙をまともに書かなかった子が自然と全部埋めていました。
自分の言葉ではっきり言えると、これは書く必要があるんだ、と納得できる気がします。効果てきめんです。
今回の発表の内容は、多めに、10個ありました。
慣れない文字書きにも挑戦中です!年上の子に追いつこうと毎回奮闘しています。
おやおや?
発表用紙を書き終えた子から何かを作っています。
「マントをつくろう!」
「女子はリボンをつけよう!」
「ネクタイはどう?」
余った時間に何をつくるか子供たちで考えて、発表のための衣装作りが始まっていきました。
自然と手が動き、始まる工作がいちばん理想的なんじゃないかと思います。
樋口には黒いマントをつくっていました。笑
体にフィットさせながら・・・ってファッションデザイナーさながら~!
発表の時間
待ってましたー!
1つ目、ででーーーん!!
カラフルで楽しげな作品になりました!
のちに、「赤くて丸い部分が回るようになってるよー!」と教えてくれました。
発表では、
土台は好きな色に塗ったのだとか!
1回目のこうざにやった、電気の配線は「つまらなかった」とのご意見。笑
はっきり言ってくれて気持ちがいいです!何でも楽しくやらないとね!参考にします!
いざ点灯してみます!
「こっちから見たらどうかな?」と男の子が覗きこんでいるところ。
お次の子の
気になるその作品は・・・?
ででーーーん!!
木に付いていない&つながっていない・・・ナゾは帰宅後に判明。
お家で早速、作品のリメイクを始めたのだそう。笑
前回のこうざでは、ほとんど作品に手を付けなかった彼。
ずっと、ガンプラをいじって照明とは関係ない大作を作っておりました。
「今日はガンプラに夢中なのかな?」
と、大人たちはそんな話を影でしておりましたが、そうではなかったのです!
家に持って帰って、リメイクする準備をしていたのです。
最初から自分の頭の中ではそんな計画をしていたなんて、恐るべし!
そうやって大人をあざむくほど考えてくれたまえ!
手作りネクタイを付けて発表!
これはナイスなセンスをしております!笑
プーマーのテーシャツにネクタイ。大人では発想しない子供ならではのセンス。
こういうの個人的に好きです。
また照明をつくりたいとのお言葉、ありがとう!
つづいてはこちら!
でぃでぃーーんでぃん!!
好きなところが、グルーガンを垂らして雨みたいにしているところなんだそう。
グルーガンは接着剤という概念にとらわれてちゃダメですねーー。
こういう発想がワクワクしちゃいます!
ディ〇ニーランドに来たのかな?というような
かわいいリボンを付けて登場!
発表用に女子全員につくってくれました、即興おリボン♪
お次はいちばん大きな作品。
でぃら~ん!!
この照明、照らすだけではなく遊べるんです!
写真の白い発泡スチロールで穴のあいた四角いの。
実はこれ、「もぐらたたきゲーム」なんです。
ゲームは下から押す側、たたく側のふたりで行います。
いろんな角度から見たくなりますねぇ~。
もう電球なんて小さい存在になってます。これって照明だったっけ?て忘れてしまいそうになります。笑
発表では、「誰かにもぐらたたきゲームをしたい人!?」と、アドリブで参加型にしていました。
お客さんに体験してもらう事で、さらに自分の作品の魅力を伝えています。
もぐらたたきゲームを実践している図。
スカバシスカバシ・・・なかなか難易度の高いゲームのようです。笑
愉快な照明になりました!
<おまけ>
樋口の作品です。
テーマは「お祭り」でにぎやかさをカラフルにして表現してみました。
みんなと一緒になってつくることで、お互い刺激をうけいい影響が及ぶのではないかと考え、一緒につくってみました!
点灯ピカー!
子供たちの発案で、みんなの作品を一斉に点灯させよう!ということに。
どんどんアイデアが湧いてきます!たのもしいねえ!
いやぁ、キレイですーーー。
まとめ
今回、みんなと照明をつくってみましたが、
もう照明の域を超えてきました。
なにをもって照明というのか?という疑問さえ生まれ、
ほんとうにそれぞれの個性が現れた作品になりました。
子供たちの常識にとらわれない発想がおもしろくありました!
次のこうざを話し合う
今回のこうざの裏テーマは
「たくさん考える日」ということで
少し時間をとって、新しい試みをしてみました。
次のこうざは、3つの候補からどれにしたらいいか?を
決めてもらおうということにしました。
なんで話し合うの?
なぜ次のこうざを、子供たちが話し合うのか?
それは、造育こうざはあくまでも「子供たちのためにある」からです。
毎回毎回、私たち岡崎ぎゃざが決めているのですが、
「僕たちが決めちゃってるけど、いいのかな?」とふと疑問に思いました。
子供たちの自由な表現の場なのに、やることを大人が決めている。
もっと、子供たち主体にすすめる場所にすれば自分で考える力がつくんじゃないかと思い今回は、子供たちに決めてもらう事にしました。
ただ、子供たちの知識は少ないので、大人が考え、提案した中から選ぶシステムにしました。
候補は3つ。
①未来のまちを想像してつくろう!
・・・今より進んだ未来はどうなっているかな?車飛んでるのかな?ビルはどうなってる?など自由に想像がふくらみ、実際に絵なり、立体にしていきます。
②石でなにしてみたい?
石の廃材たくさんあるのでこんな企画にしてみました。
素材を一つに絞ると、どんな作品が生まれえるのか。
限られた中での発想が楽しみです。
③帰ってきた!むげん∞お絵かき
2017年にも一度やった、大きなキャンバスに、自由自在に絵を描くこうざです。
普段は「ぺん」や「筆」でしか描きませんが、このこうざは、全てが画材です。
スポンジで塗っても良し、手で塗っても良し。文字通り、無限の発想でお絵かきを楽しみます。
「お絵かきがいいーーー!」
「私はいちばんがいいいー!!」
「どれにするか迷う」
多数決で決める、というつもりは無かったのですが、
自然な流れでそうなりそう。
話し合いで決めよう?と言ってみるも、
なかなか話はまとまったようでまとまらず。
「もうさ、3つ一気に混ぜてやってみたらいいんじゃないかな?」と一人が言い、
なんとかまとまりました。
まとまったのかよくわからないですが、なんとか。笑
ということで、
次回のこうざは7/12(木)
「未来のまちを(石も使って)(無限の描き方で)つくろう!」
に決定しました。笑
*詳細はまた別の記事に載せます!
[ここで、岡崎ぎゃざ反省点]
今回の裏テーマであった「たくさん考える日」
そこで、いろんなことをさまざまな角度から質問した訳なんですが、
いきなり子供たちには難しすぎたかなぁ、と感じました。
「子供たち主体的の場」とは言え、急に「?」な質問をしすぎたかなと感じました。中には「なんで会議しなきゃいけないの?」と考え込んでしまう子もいました。
急に話し合おう!って言われても難しいですよね。
大人でも会議とか話し合いってニガテですもん。
そもそも、楽しさがわからないかなと。
なにをするにも、あくまでも「楽しい!」が前提で、造育こうざつくりをしなければいけないな、と感じました。
気付いたら子供たち主体的だったね!くらいに楽しさを重視してやっていこうと思います。まだまだ未熟者ですが、丁寧に小さなことからコツコツとやっていきます。
今後も参加してくださるお子様には、たっぷりの愛情をこめて接していきます。
いつも温かく見守ってくださる親御様には、感謝ばかりです。
いつもありがとうございます。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
最後に照明の注意点だけ記載しておきますので、ご一読くださいませ*
*照明の取り扱いについて
電球の交換は?
・LED専用としてください。
→電球が熱くなってしまいますため、安全のためにLED電球をご使用ください。
・E17口径というサイズです。
注意点は?
・燃えやすいものを電球の近くに置いたり、作品のカバー部分が倒れかかってないかなど、充分にお気を付けくださいませ。
・置き型のものですので、小さなお子様のいらっしゃるご家庭では、手の届かない位置にてお楽しみくださいませ。