新年一発めの造育こうざ
「写真を立体にしちゃおう!」が始まります。
このこうざは、その名の通り、写真で見たものを立体に工作していくものです。
いわゆるジオラマ模型ですね!
ねらい
写真という限られた情報の中から
この部分はどうやって作られているんだろう?
どんな人が住んでいたんだろう?
どんな服を着ていたんだろう?
とイメージを膨らませながら製作することで想像力を働かせます。
写真を再現するので頭や手をたくさん使って考え製作していきます。
今回のこだわりポイントは2つ!
1.世界遺産をつくる!!
世界の遺産に登録されるくらいに見ごたえがある。そして文化的。
=作り甲斐もある!さらに創造性もある!
という意味を込めて世界遺産を作ります。
見たことある子もない子も世界遺産に触れるいい機会!今はよく分からなくても、いつか、あっ!この世界遺産作ったことあるわ!という日が来たらオモシロイなぁと思っています。
2.紙ねんどを一からつくる!!
立体にしていく材料は、主に紙ねんどを使います。(もちろんそれ以外でも構いません)
なので100均で大量に紙ねんどを買ってきました!!
なんて、そんなことは致しません。
だって、岡崎ぎゃざですもの!!!
なので!紙ねんどを一からつくる所からやってみます!!
【紙ねんどレシピ】
・細かく切った新聞紙
・お湯
・でんぷんのり
以上!意外と簡単に出来るんです!!これもきっといい経験になるハズ。
(作り方は続きをご覧くださいまし)
全体の流れはこんな感じ。
きょうの自己紹介
今日の質問は、「カレーに入れたら意外と美味しそうなモノはなに?」でした!
「たまご!ミルク!」
確かに美味しそう!実際に入れてる人もいるもんね!
「生たまご」
同じくだね!溶いて入れるんだとか。
「トマト!」
ハヤシライス寄りのやーつ。
「松茸!コクの深みと甘さが合うかなぁと思って旨味も匂いも良いしね」
小学生で松茸の旨味を知ったとは!?
子供のうちにああいうものを食べておくのはもしかして大事なのかもな、と思うお兄でした。
「栗!」
おー!聞いたことないけど確かに美味しそう!
今後とやってみようかしゃん。
「甘口ならレモン、辛口ならチョコ、パイナップルもいいかも」
味の振り幅を考えて答えてくれました!料理してるのかな?
つくる時間
完成までの流れは、
①写真を選ぼう
②用紙を書こう
③土台を決めよう
④地面の色をぬ〜ろっぺ
⑤紙粘土を一から作るゾ
⑥作った紙粘土で作って行こう!
⑦外に木や石を拾いにいくゾ
⑧住んでる人と食べ物をつくるゾ
⑨仕上げして発表!!
と、まぁやること盛りだくさんなのですわな。
今日は①~④まで進みました!
世界遺産の写真を選んでもらうよ!なんて、ざっくり一通り説明した後に、今回の醍醐味である「紙粘土づくり」を簡単に説明します。
新聞紙をサーーと裂きます。
新聞紙をちねってちねって、さらにちねり倒して
新聞紙をお湯でふやかします
モクモクモク~
そして新聞紙を思いっきり絞る!
ここが肝心!!
絞りが甘くてベタベタな状態だと全然乾きません。この時期だと下手すると一週間乾かないことも。
だから、これでもか!!ってくらい絞ります。
怪しいカタマリ(新聞紙)に、でんぷんのりを追加!
むにゅむにゅっ
土台にカタマリを乗せてお山の完成!あっという間に紙粘土が出来ました!
(一応、これでもマチュピチュを作っていってる途中です。笑)
と、こんな感じです!
簡単そうで意外と大変な紙ねんどでした。笑
ということで!!
まずは①世界遺産選びから!!
好きな写真を選んだら、②用紙の1.2.に記入していきます。
イギリスのジャイアンツコーズウェイ海岸なのでジャイアンツを略していました。笑
なかなか渋めのチョイス!無数の変な形の石。
すごい迫力だ!
同じ子がもうひとり。何を選ぶじゃない!どう作るか!が大事!
真似っこ上等!!
パラパラパラ~っと本をめくって好きなものを直感で選ぶ。適当そうなんだけど、ちゃんと選べている気がする。決断力ありますなぁ。
完成がたのしみですな!
本をじーっと眺めじっくりと見ていた子が選んだのはフランスのモンサンミッシェル!
あーら奥様お目が高い。
きれいなものが好きなんですってよ。
ステキなチョイスざますわねぇ。
ふたりとも見たことがある!という金閣寺!
見たことあるものは思い入れも強いよね!
観察の記憶をたどるんだ!
きんきらきんです。
こちらはお城がお気に召したようす。お城は姫路城です!!
これは作りがいありそう。
壊れないくらいの強度にしなきゃね!笑
③土台選び
木や発泡スチロール、ダンボールなどから選びます。
金閣寺をつくる子は、おっなにやら発泡スチロールを使うようです。
好きな大きさに測って、糸ノコギリで切っていきます。
④土台の色塗り
ブルーシートを敷いて、絵の具を取り出し、写真を観察しながら、グーーーっと集中して書き始めます。
インドの鉄道をつくる子。
コチラの子も糸ノコギリを使い、ギッコギッコ。
姫路城をつくる子。
猛烈に緑にハマっております。
緑の絵の具をそのまま土台に塗りたくり、グイグイと伸ばし、コユーーーーイ緑に仕上げていきます。相当草木を茂らせる気ですな。
[金閣寺]
おー!金閣寺やん!ってわかるほど金のシールを貼っています。笑
金閣寺をつくる子は2人います。
すると、1人1つずつ作るけど、作業を分担して一緒につくる!と言い出しました!
もちろんオッケーー!です。
あくまでも子供たちの作品。
「自分のことは自分で決める」
これがぎゃざのモットーでございます!
それに得意なことは得意な人が。
という考え方はとても理にかなっていると思います。お仕事もそうです。
長所をとことん伸ばしましょう!
[モン・サン・ミシェル]
まずは背景から塗っていきます。
背景の空が夕日のグラデーションになっているのでそれを綺麗に表現したいのだそう。
うむ、きれいですなぁ。
青色がでないよー!となんだかんだ言いながら塗りたくる!豪快豪快!
[金閣寺]
コチラの子はもう1人の金閣寺製作者。
相棒ですな。
どういう分担にしたのだろう。
土台?
気になりますねぇ。細い筆で間に合うかな?笑
おお~早くもカタチにしている子がひとり。ガンダムが好きなこの子は、ジオラマ製作経験者!「ぼくね、やったことあるぅ」と少し得意気。笑
2018年夏にガンダムの模型大会に応募したという記事はこちら↓
土台は割と簡単に決め、早く、誰よりも早く、ちねりたい子。笑
実験が好きで好きでたまらないようです~~。
はい!ということで今日はここまで!
まーだまだ先は長い!
次回はみんな、新聞紙ちねりに入れるか!?
ぜひお楽しみに!