【岡崎ぎゃざこども造形教室】

『岡崎ぎゃざこども造形教室』CM作ったり演劇したり幅広い表現方法で子供たちの個性を爆発させています。

第10章「造育こうざ-うごかせ!おもしろピタゴラスイッチ!基礎編-」

いつもご覧いただきありがとうございます。

3/1(木)造育こうざを開催いたしました!

 

「うごかせ!おもしろピタゴラスイッチ基礎編

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今回の基礎編と応用編でつくるピタゴラ装置

難しい仕掛けではなく、ビー玉を転がすだけで行います。

 

TVのピタゴラスイッチを見ていると、ビー玉が転がるだけでなく、転がることによってたくさんの仕掛けが動き出してかなり面白いですが、一から自分たちで作り出すにはかなり難しい。

 

あれは頭のいい大学生と教授さんたちで作っていて物理学の応用がたくさん使われています。 ビー玉を転がすことの延長が、TVでみる仕掛けになっています。

転がすだけでも十分に、物理学は学ぶことができます。

 

ということで!

今回は「いかに面白くビー玉を転がすことができるか

という目的でピタゴラ装置をつくっていくことにしました!

 

 

ねらい

ビー玉がどんな動きをするのか予想します。

「モノがどんな風に動くのかを感覚で養っていきます」

 

この感覚というのが結構大事だと考えています。

 

物理学者ともなれば、

公式を応用して動き方を計算するんでしょうが

実際、我々が生活の中で

この机にこのカタチのモノを置いたら、どうなるのか。

なんていちいち計算してられません。

 

普通の生活の中で、たくさんのことが感覚で行われていると思います。

 

子どもたちの生活の中でも、

このボールを投げたら跳ね返って誰かに当たるかもしれない、など

感覚でわからないといけないときが、けっこうあると思います。

 

人間は機械と違って、感覚を身に付けることができます。

そんな、生きるために必要な感覚ピタゴラスイッチ作りで養えたらと考えています。

 

ではスタート! 

 

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見本である、立体の仕掛け。

これがどんな動きをするか?

ひとりずつ予想を発表してもらいました。

 

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 「ん~僕はこう思う」

「わたしはこう思うにゃ」

 

いろんな予想が立てられます。

 

実際に転がすと・・・

予想とはちがう動きをして、仕掛けに興味シンシン‼

段ボール箱の内側に仕掛けをつくっておいたんです。

 

そしたら、転がしているときに段ボール箱の中に入って見てみよう!となりました。

この発想にはかなり驚きました。

構造がわかったかな?

 

 

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次は自由に素材を持ち寄り、みんなで一つの装置をつくります。

どんな動きをするか話し合いながら、つくります。

 

 

 みんなでつくる時間スタート!

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 なかなか意見がまとまりません。

いつもは個人製作だったけど、みんなでつくると難しいねぇ。

(大人になるとこんなことだらけなんだぞぉ~笑)

 

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なかなか意見がまとまらないので、

リーダーを決めてみんなの意見をきいてもらうことにしました。

すると男の子が「じゃあリーダーやる!」と、買って出てくれました。

その勇気がとても良かった!

しかし、いざリーダーになると、

自分はこうしたいけど、みんなの意見聞くと進まない。

みんなの納得の行く意見をまとめるのはすっごく大変。

 

ぎゃざの反省として

そもそもリーダーってなんだ?なにをするひと?

いきなり、リーダーという称号を与えてしまったので、リーダーの役割が分からなかったのかもしれません。みんなのリーダーは何をするのか、どういう声掛けをするのか、をきちんと伝えてから、次からリーダーをまかせる様にしようと思います。。

リーダーごめんね!またリーダーやってくれるの期待しているよ!!

 

 

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 おやおや、自分の意見がみんなに言えない子がいました。

 すると、それに気づいた男の子が

「ここに絵描いてみる?」

「○○ちゃんの好きなネコ描いたらどうかな?」

など、気遣いながら声をかけている様子がうかがえました。

はじめてみた姿だったので、びっくり

 

集団でモノづくりをすると、こんな一面も見れるのか。

自分の思い通りに行かない時間も大切なんですね。

これからそんな造育こうざも

増やしていきたいなぁ、と思う今日この頃です。

 

個人のつくる時間スタート!

~制限時間20分~

 今回は基礎を固めるほうを長めにとり、個人の製作を少しにしました。

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 「はーい待ってました!!」

と、言わんばかりにみんな一斉に作業にのめり込みます。

狭い室内でも走って素材を取りに行くほど! 

 

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 集中力がとんでもないです。

ひとりでつくる時間は、みんな何もしゃべりません(笑)

え、みんなさっきと別人みたいだ・・

 

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みんな時間を気にしながら、作業をしています。

時間内につくることも、みんな目標の中に入っています。

 

メリハリがあって、とってもいい雰囲気!!

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 そうこうすると、20分が終了!!

 全員、時間内に完成させることができました。

 

 

さくっと、片付け

そのままの勢いで、あっという間に片付けも終了。

 お見事です。

 

まとめ

 今回は、基礎編ということで

ビー玉がどうやったら動くのか、予想しながら感覚をつかめたんじゃないかと思います。

 

基礎編は平面での動きでしたが、次回の応用編では

段ボールの箱を組み立て、立体的な動きをつくっていきます。

 

次回3/15(木)応用編は、

つくってつくって、つくり倒す一時間半になりますので!

ぜひお楽しみに♪

 

 

みなさまのご参加お待ちしております☆