2019年9月19日(木)第80回造育こうざを開催いたしました!
(※定員一杯のため現在体験教室は行っておりません。)
今回は「まちでパシャりモシャ(模写)その2」です!
もう秋ですね~~。 すき。
きょうの自己紹介
今日の質問は、「いま一番欲しい魔法はなに!?」でした!
いま!なにが欲しいか、というのがポイント!
「時間をとめてイタズラする!」
これは同感
色んなこと思い付いてしまう。
「ちっちゃくなってイタズラする!」
踏まれないかが心配っ
イタズラが多いなぁ!
「布で何でも作れるようになる自分の服作ったり」
あああ~~~この魔法は私たちもほしい!!
自由自在に好きな服がつくれたらなんて楽しい事か!
「稲妻とブラックホールと火と雷を出せる」
とんでもねぇ
「変身できる」
ドラえもん、戦闘機、ルンバ。笑
しかも他の人を変身してしまうそうな。
「カードキャプターさくらみたいになる」
夢見る少女。可愛らしい。
どんな魔法も攻撃はしないんだそう。
優しい正義の味方です。
つくる時間
今日は、
②下書きをしよう!!
どんな写真に決めたかは、まだまだ秘密です!!
ルール
①自分の気に入った写真を描くこと
②画用紙は縦、横、斜め、小さく切ったりサイズは何でもOK
③アレンジはOK!!
(色を変えたり、絵と写真の組み合わせをしたり)
今回もある程度の自由度が高いルールに設定して製作を行います。
これはいつも言っていますが、ゴールの方向は私たち大人が導きますが、やり方、方法は子供たちが自由に選択します。
これが造育こうざ流!!笑
下書きをしたくない派。
そこも本人の自由です。
ですが、自分の表現したいカタチに「下書き」というものが必要なのであれば、それは全力尽くしてやるべきだと考えています。
すると、ここでシフトチェンジ!?
あれれれれ!!!笑
気付いたら、沖縄の花の絵を描いておりました。笑
理由は「これ販売するからさ、やっぱり売れる絵が良いかなって。笑」
とてもビジネス的な考え。笑
もちろん販売をするので、どうすれば売れるのか?は必要な事です。
ただ、ここで一番大事なのは自分の描きたい絵を渾身の想いで描き切ること!!
アートは何か伝えたい想いがあってようやく成立するものだと思います。
以前、ギャラリーを運営する方に言われたことがとても印象的で、ずっと残っています。
「アートの価値があるか無いかの一つの基準は、受け手に対して、考えさせるかどうか。」
だからこそ、最初に選んだ「擬音」をテーマに写真を撮り、何をどう伝えたいのか、自分なりに表現できる「絵」を描きます。
ってなことをもっと噛み砕いて、軽く子供たちと話しました。
(この部分はもう少ししっかりと話し合ってもいいのかなと、今書きながら思っています。このこうざは自分の表現を、全く知らない第三者に伝える内容なので、とても奥行きのあるこうざだと思いました。いつもは自己完結の自己表現が多いですが、たまには他者への自己表現も交えて作っていくのもいいなぁと感じてます。)
さきほど、この花の絵を描いた男の子は、もう一度えんぴつの下書きから書き直しましたとさ。めでたいのかどうかは分かりませんが(笑)、なにか考えたり気づくきっかけになるといいです。
そして・・・。
みんな集中して全く喋らない。笑
おっと、手で紙を持つスタイルの登場です。
絵の具のパレットを持つのは分かりますが、この子は画用紙自体を持っている。
机があるのに。笑
斬新だ。
しかし、こうすることで手がブレたり、間違えてはみだして書いちゃったり。
そんな一幕があるから、自分なりのオリジナルになっていきますね。
そして本人はすごく前向き。
「あぁーハミだしちゃったけどこうすればいいじゃん!!」
なんと切り替えが早い。笑
コチラの子は
真っすぐな線が引きたいから!!
といって、定規代わりになる板を持って来て、オリジナルで定規を作り、丁寧に製作。
(小さい定規はどこへやら・・・汗)
どんな計算をしながら描いているのか気になるなぁ~~
何度も何度も描いて
「これはこうかなぁ、ああかなぁ」
なんて試行錯誤して
「そうだ!写真と組み合わせながら書いてみよう!!」
となり、一度書いた絵を黒で塗りつぶしてみました。
この黒に何が描かれていたのか。それを考えるのが楽しいんです。
さぁ、絵の具が乾くまで、お預けです。
それぞれ真剣ですねぇ~~!
自分の思うような表現になかなかたどり着かないこともあります。
私たちもお店の棚やイスをつくっている時に「曲がってるやん!!笑」とかよくあります。笑
でもこの、試行錯誤して考える時間が大切です。
だからこそ満足のいく作品ができて、その先の成功があると信じています。
片付け
役割分担して、せっせか。せっせか。
絵の具は色ごとに分けます。
おや、こんな一面が。
洗面所で大きい子が小さい子へ洗い方もレクチャーしたり、届かないものは洗ってあげたりしています。なんてステキな~。
造育こうざで年齢別に分けていないのは、これも「ねらい」のひとつ。
年齢の違う者同士が集まれば、能力もさまざま。
こうやって身長が違うことだってありますよね。
だから、助け合う。だから補い合う。
自然とこんな姿になればと考えています。
最終的に人間ってこういうことかなと。笑
さぁ次回もお楽しみにーー!!
なんだかみんな、売る、という目的がはっきりあると余計にがんばろうと思い、すごい熱量で毎回来てくれているように感じます。楽しみにしてくれて嬉しいです!
(こんな割れ目をぱしゃりしていた。こういう視点おもしろい。)
でぃは!