【岡崎ぎゃざこども造形教室】

『岡崎ぎゃざこども造形教室』CM作ったり演劇したり幅広い表現方法で子供たちの個性を爆発させています。

0円生活1日目「カオスな精神状態」

11:00頃 起床(いつもよりすごく遅い!)

この企画が始まることがきっと不安だったから、遅くなった気がする。

樋口に関しては今日この生活をどう乗り切ろうか考える夢を見ていたほどだった。

 

人間とは生が関係してくると不安な精神状態になるらしい。

この生活への不安や楽しみ方、今まで経験したことのない感情。

 

まさに精神状態はカオス!

 

そんなことよりもやるしかない!

食料を調達するしかない!

そのために何をするのか?考えまくる朝のようなもうすぐ昼がはじまった。

 

わたしたちの住む家の家族構成は、

父母姉と姉の子供2人、大島&樋口の計7人。

 

まず起きてすることは

トイレに行く・顔を洗う・水を飲む

おっと!

いつものコップに手を伸ばしたが家の水は飲めないんだった。

あ~~、とリアクションも薄めに

樋口が近くの公園まで水を汲みに行ってくれた。

 

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お茶のCMかと思うくらいの笑顔。なんとも楽しそうだ。いってらっしゃい。

 

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楽しそう。

 

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おぉー汲んでますねぇ。ちょっと水を出してから汲むのがポイントらしい。

 

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寝起きに歩くのは気持ちが良い!!うはー!と言っていた。

 

帰宅し、早速やかんで熱湯消毒!!

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大島は喉がかわき、なんでもいいから早く飲みたい一心だった。

沸かしている間に、これを保温する何かがあれば部屋に持っていけて便利だなと思い付き保温バッグを探した。

 

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あった!これでよし。

 

12:00 水を飲んだ

コップに水を注ぎ、ゴクリ。(起きてから1時間経過していた)

うん、やっぱりまずい。樋口はあんまり分かってなかったけどやっぱり水道水は変な味がする。それでも、変な味はするけど、水はあるだけでありがたかった。

体内に水が澄み渡るように流れ、やっと目が覚めた感覚がした。

 

水の味を変えたい!そうしないとこれから水を飲むのが苦痛になる。

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これは親戚がアフリカに行ってお土産でくれた

ルイボスティー

アフリカ土産と聞いただけで、なんだかヤバイ雰囲気が醸し出されていて

家族が誰も手をつけていなかった代物。

これはいずれきっと捨てられると読み、拝借した。

 

この怪しいルイボスティー

ふつうに美味かった!

なんだよ、全然飲んでも大丈夫じゃないか。

これは食わず嫌いなだけだ。

0円生活をすると、怪しいものにも手が出るようになる。

つまり、イメージが先行して、勝手にまずいんじゃないか、安全に思えない飲み物を飲みたくないと拒否していたものだったが、そんなこと言ってらんない状況になったのだ。飲むしかないのだ。

 

さて、肝心のごはん。

家にある賞味期限切れのもの、捨てられるよなものを集合させてみた。

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地味なレパートリーだが、

主食は、

今年の正月に買ったであろうお餅と

お中元でもらったであろう、そうめんになりそうだ。

調味料は

こないだのガス展の抽選会で当てた味噌と

お中元でもらったであろう、佃煮シリーズだ。

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なんだか頼もしい。

 

なんだかんだできた朝昼兼用ごはんがこれ!

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 そうめんと、残飯として奇跡的に残っていたニク。

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誰も使ってくれない悲しげな、そばつゆが冷蔵庫の奥にひそんでいた。

これでそうめんの味が決まった!助かったぞ、そばつゆ。

 

味を噛みしめながら食べた。

腹は7分くらい。うんまだ食べたい。けどやめといた。

樋口はこの、ニクの半分を夕飯に持ち越す宣言をした。

こいつ、勇気がある。

 

そして仕事に行き、終わるころには完全に空腹だった。

 

19:00 帰り道、公園で水を汲む

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この季節、とても寒い。がそんなこと言ってらんないのだ。

明日朝の分まで、水が必要だ、多めに持って帰ろう。

 

 

20:00 夕飯

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帰ったら、家族の昨日の豆乳鍋の残飯が少しあった。

今日のうちに食べるのは厳しかったらしい。

わたしたちは、それをさらに味噌や水で伸ばし、豆乳鍋を増量させた。

 

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幸せなくらい美味しくて温かくて残飯サイコー。

こんな美味しいのに、食べきれる分だけ作ったらいいのにと、ふと思う。

 

机を見渡すと、あれ?なんか美味しそうなものがある。

【野菜とひき肉のカレー味の煮物】

聞くと、子供が口をつけたが全部食べれなかったものだという。

こんな美味しそうで、栄養にもなりそうで、出来たてで出てきたであろうもの

なんで全部食べないんだ?贅沢だろ、ありがたくないのか?

なんとも言えない疑問が沢山あった。

仕方なく、というかありがたくそれも頂戴した。

 

それに、お餅やらタッパーに入った佃煮系。

この家はタッパーに入れた途端に佃煮の存在を忘れ食べるのを止める。

タッパーストップなるものがある。

実におそろしい。

が、昨日まで、自分自身もタッパーストッパーだったはず。

それが今日は進んで選んで食べている。

 

怪しいルイボスティーに手を出した感覚と同じ

この感覚が不思議だ!おもしろい!

 

この日の夕食は

一口一口、味を噛みしめた。

いつもは一口で行く量をあえて二口にした。

 

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ちなみに樋口は、昼にあえて残しておいたニクの半分を食べた。

 

 

いつもより少ないご飯を食べたあとに

冷たい手が温かくなったことがホッとして嬉しかった。

 

21:00~懸賞にひたすら応募

ふたりとも集中していた。

合計約20サイト応募。(笑)必死かて。

 

23:00 お風呂

のぼせたのかエネルギー不足なのか

フラフラする。早く横になりたい。

 

24:00 就寝

空腹な気がしたが

とりあえず水分でごまかして、寝た。