【岡崎ぎゃざこども造形教室】

『岡崎ぎゃざこども造形教室』CM作ったり演劇したり幅広い表現方法で子供たちの個性を爆発させています。

0円生活6日目「献血に行きました」

8:30 起床

昨日から考えていたことが明確に見えてきた。

 

 0円生活で今、生きていられるのはなぜか?

ちゃんと食事できているからだ。

ちゃんと食事できるのはなぜか?

この家が常に浪費家だからだ。

 常に食べ物がある。過剰に。

どうにか自分たちの力で魚を手に入れようとか試食ばっかりしにいこうとかしたけれど、それはイットキノモノ

自分たちだけでは安定して食べられなかった。

食事が安定していないと精神状態も安定していない。

食べたいという欲求や現状の不安から、食事をするためになにができるか?しか考えていなかったのだ。いや、考えられなかった。

安定した食事=豊かな環境作りの大事なひとつ だったと分かった。

 食料のムダは、この家族だけではなかろう。

賞味期限切れのたべものが何年か経って発見されることは、きっと多くの家庭であることだと思う。

誰が本当の意味で「いただきます」と言えるんだろう。

あたりまえになった、ただの「いただきます」なんて無意味だ。

食事に、ここにあることに、ひとにも、本当に感謝していなかったら。

子供にも「なんでも残さず食べなさいよ!」なんて言える大人は少ないんじゃないか?

食のありがたみについて、言葉だけで伝えるには限界がある。

子供自身にも大人だって、見たり、体験したりしないと。

 

今、わたしたちは本当意味で「いただきます」を言えるようになってきた。

 

9:30 朝ごはん

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賞味期限切れの鰹でんぶをそうめんにぶちこんでみた!えいやっ

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佃煮系もさらにぶちこんでみた!(ゴマ多めの小魚)

 

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挑戦的なそうめん料理だ。(画像のぼやけはご愛嬌)

結果、パッソパソな甘辛そうめんになった。悪くはないんだけど。。

 

11:30 献血へGO!

昨日の夜、ネットで生き延びる方法を検索していたら

献血に行けばいいという情報をみて、初めて行くことにした!

www.aichi.bc.jrc.or.jp

岡崎市でしたら、東岡崎の南口(キレイな方)にございます。

南口からファミマが見えたら、そのビルの5Fにあります!

 

聞いた話の通り、献血ルームでの待ち時間、お菓子と飲み物が食べ放題!!!

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お茶しながら雑誌を読むこともできる。

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ここは天国か!

堂々と食べることができるって本当にありがたい。

人に役に立つことで、食事がもらえる。

これが本来のメシの種であるはず。

なにより、受付のお姉さん、血を採るおばちゃん、きっと80歳超えのドクターじいちゃん、みんなみんなもれなく親切で人間のあたたかみがあった。みんながみんなで、仲が良いのも伝わってきたし、見ているだけで心があたたまった。

 

食事がとりたいという、気持ちで行ったのに食事よりも何か

大切なことを頂いて帰ってきた。

あなたがいるから自分がいられる。人は100%、一人では生きていけない。

目には見えないつながりがあることを感じました。

 

仕事も終わり

 

 

19:00 コンビニへ

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新聞の折り込み広告にあった、

ローソンのでか焼鳥ねぎまの無料券だ!

この無料券の目的は、他にも購入を促したいのだろう。

しかしわたしたちの目的は無料券でねぎまを食べることのみ!

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ひさびさのネギと鶏。

美味しい以外なにものでもない。

100本でも食べたい!いやでもきっと嫌になる。きっと無限は辛いのだ。有限だからこそ魅力がある。

よくバラエティー番組で

24時間カレーしか食べられない!とかそういう類いのものがあるように、カレーがあることに感謝できずに必ずカレー以外のものが食べたくなる。

極端なことをしないと食のありがたみってわからないのかなぁ。

 

20:00 みそ汁をお茶のように飲む

身体をあたためたい目的で飲んでいる節がある。

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貰いもののスナック菓子。

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あんまり好きじゃなかったけど、食べるしかない。

 

 

21:30 例のものを調理

昨日のどんぐりだー!

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そのままでは苦いため、アクを抜く作業。

 

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ちょっと味見。まだニガイ。

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試しに煎ってみた。んん香ばしい匂い。まるで栗。

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柿ジャムや栗きんとんを入れ、ミキサーで細かくしつぶす。

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成型してフライパンで焼く。

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完成。

あれ、まだニガイ(笑)

砂糖を入れたりしたけどダメ。どうしようか。

お腹が空いて何も浮かばなかったため、後日まで保存することにした。

 

22:30 夜ごはん 

なんと昨日今日とお歳暮が届いていたのだ。

ハムとジャム!

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お歳暮はもちろん家族が買っていないのでルールには反していない。

ありがとう、お歳暮くれる方。

 年の瀬に何かをいただくって、嬉しいもんだ。これが日本の良いところのひとつなのか、と今更気づく。

 

そして、今日ですべての餅が、尽きた。。。

 

新たな秘策

わたしたちは以前から考えていた。

残飯ではなくどうにか自分たちのチカラで食材を手に入れる

ことは出来ないかと。

 

そこで、気が付いた。

今の時代にはパソコンや携帯の電子機器があれば、

ゼロから何かを生み出すことができる!

(明日それがカタチになりそうです。)

 

 

23:00 電波少年を見た

matome.naver.jp

無人島生活から脱出せよ!」という企画。

R(ろっこつ)まにあというコンビの芸人が無人島から脱出しなければ終われない、という今じゃ考えられないほど過酷な企画。

海水しかない状態で水がない。一からろ過ししたり雨水を活用しなんとか生き延びていた。しまいにはカタツムリまで食べ始めるし、1日なにも食べられない日もあった。

最終的にコンビのふたりは20kgもやせ細ってしまったそう。

詳細は動画をみたほうがいい。dTVで無料体験30日間でぜひ。

2人だけで全部いちから作ったことが衝撃的だった。

 

身の回りにあるものは全部誰かがつくってくれたもの。

見えていない誰かの手でつくられたもの。

あることが当たり前になって感謝を忘れてないか?

 

25:00 就寝