【岡崎ぎゃざこども造形教室】

『岡崎ぎゃざこども造形教室』CM作ったり演劇したり幅広い表現方法で子供たちの個性を爆発させています。

3/18りぶらにて開催「ぶんかいまつり」

ぶんかいまつり in りぶら

 

3月18日(日)りぶらにて出張こうざを開催いたしました!

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ねらいとルール

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まず一番乗りのお客さま!

分解したのは“ハンバーガーのおもちゃ”。

見たことがないネジが使われていて、いきなり悪戦苦闘。

分解したことでわかった発見がたくさんありました。 

 

分解したものは、なにに見えるかな?

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おやおや、こちらはおもちゃの携帯電話を分解したみたい。

音が鳴るおもちゃだから電子部品が出てきた。

「こんなの入ってたぁ!」

見たことない中身に驚きや発見がいっぱい。

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完成!

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「ぴょんぴょんはねるけいたい」と「ハンバーグケータイ」。

二人でけいたいシリーズをつくってくれました。

分解した“けいたい”をまた“けいたい”として蘇らせた。

 ハンバーグけいたい・・・おいしそう!

 

 

こちらの男の子(参加者)は鍵盤ハーモニカを分解中!

鍵盤をバラバラにするとそんな風になるんだ!

さぁ、これがなににみえるかな?

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分解したパーツをもとに、なにかつくってみよう

見たことのないパーツはいろんな発想力をかきたたせてくれます。

工作パーツ探しとしてもぶんかいは最適です。

 

なんと、鍵盤ハーモニカから「ヨット」が完成しました。

想像力とやる気次第で何でも変身させることができます。 

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作品紹介

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これはトロフィー立てを分解してつくったもの。

ランダムに伸びたバネがおもしろい動きを見せます。

実用的ではないもの(道具ではない)には唯一無二の存在感が放たれる気がします。

 

 

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シールメーカー(シールを作るおもちゃ)でつくったのがこの作品。

40cmもある一番大きなぶんかい物でつくったのは「モジャ毛ロボット」!

大きすぎて、分解がすごく大変だったみたい。

それにしても想像力豊かである。もっじゃもじゃ。

 

 

これはクスッと笑ってしまう作品。

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すごいのは工作と言ったら「〇〇と〇〇をくっつけること」を想像しそうだけど

この子は盛り付けたということ。

なにも、くっつけたりきったりしなくてもいい。

これもひとつの工作なんだ。笑えるけど笑ってはいられない発想力だと感じました。

それにしてもやきそば高いわぁ。

 

 

 

こどもスタッフ

今回の出張こうざ in りぶらでは、いつも造育こうざに参加してくださっている子にスタッフをして頂きました。

スタッフには「ぎゃざスタッフ」と書かれた黄色いタスキをつけてもらいました。

 

スタッフの仕事

呼び込み係 ・・・ 参加してくれる仲間を募ります。

受付係   ・・・ 参加して下さる人からお金を頂き

          説明用紙をお渡しし中へご案内します。

説明係   ・・・ 参加者を席までご案内し、ぶんかいまつりの手順を説明したり、分解に困っている人のお助けマンをします。

 

今回はこの三つの仕事にわけて、こどもスタッフをしてもらいました。

 

ねらい

いつもなら参加者として楽しく作っていますが、スタッフとしてだと視点は全く変わってきます。

・誰かのためにどう行動したら良いのか。

・人に伝えるにはどうやったら伝わりやすいのか。

・参加してもらうためには何をしたらいいのか。

人のためになにかすること

これが仕事です。

それに大切な責任感や行動力などを子供のころから体験しておくべきと考えています。

 

高校、大学を卒業して急に社会に放りだされて

右も左もわからないまま仕事に向き合うことが日本では多いように感じられます。

仕事というものの考え方や向き合い方次第で、人生は大きく変わるのに、仕事とはなんのかをなかなか小さいころから教わったり、経験する機会がほとんどありません。

岡崎ぎゃざでは少しでもそんな経験をしてもらいながら、社会に出る準備をしてくれたらと思います。

 

 

参加者さんが集まったら、それぞれ席についてぶんかいの仕方を教えてくれています。

人に教えると、教えている側も理解がさらに深まります。

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スタッフとはいえ、もちろんつくる時間もあります。

待ってました!と言わんばかりに、ぶんかいして何かを作り始めました。やっぱり、つくることが好きだよね!

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帰り際は、お疲れモードでぐったりしていた。笑

3人ともお手伝いしてくれてほんとうにありがとう!!

 

まとめ

今回のワークショップはつくったものを見ると実用的じゃないし何をつくっているんだ

作ってもしょうがないじゃないかと思われるかもしれませんが、岡崎ぎゃざのワークショップは完成した作品だけが目的ではありません。

作品をつくったというプロセス(工程)に意味があると考えています。

その作品のクオリティ(質や完成度など)は関係ありません。

この作品をつくった経験により、その子にとってその人にとって必ず影響があると思います。実用的で目に見える“モノ”ではない、“コト”に価値があると思います。 

“コト”にどれだけ価値を見出して、親御さんや教育者が子供たちに経験できる環境を作ってあげられるかが将来に大きく関わってくると思います。

その環境の一つとして、岡崎ぎゃざがあればいいと考えています。

 今回のワークショップもコトに重点をおき考案しました。

 

「岡崎ぎゃざ・造育スペース」は“コト”に重点をおいた場所です。

今後ともよろしくお願いいたします☆

 

 

ほんとうにたくさんのご参加、ありがとうございました!

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