7月12日(木)、第23回造育こうざを開催いたしました!
「未来のまちを(石も使って)(無限の描き方で)つくろう!」
きょうの自己紹介
今日の質問は、
「フンコロガシのきもちってどんな感じだと思う?」です。笑
岡崎ぎゃざではこんな質問をしちゃいます。
子供たちからも「なんでいつも変な質問ばっかりなの?」って聞かれました。笑
きっと考えたことが無さそうな質問の方が本人も私たちも面白いからです。
みんなの答えは・・・
「エジプトでは神のような存在なんだよ!」←やたらくわしい
「あそんでるんじゃない?」
「バランスボールしているみたいな感じ」
「(フンは)いや~だよ~って」
やっぱりフンは嫌だ!って声はありました。
反対に、エジプトでは神のように崇められる存在だ!と教えてくれた声も。
かなりのフリハバのある存在なんですね~。
ちなみに・・・(余談)
フンコロガシっていう虫は、
糞をエサにして糞の中で卵を産み、子供は糞を食べて成長していくんだそう。
求愛行動では、メスをオスの糞の上にのせて歩き回るんだとか。
こんなにも糞に寄り添って生きている生物がいるとは。
「フンコロガシ」という名前も本望でしょう。ネーミングセンスが素晴らしい。
この質問の元ネタは
学生時代に「あいつ(フンコロガシ)どんな気持ちだよ」と、友達とフンコロガシの気持ちに付いて話し合っていたのが元ネタです。笑
今回の質問でフンコロガシにさらに興味が増しました!
今回、楽しみながら考えさせられる質問になったんじゃないかなぁと、少し満足です。笑
ねらい
「今を見る力」と「こうなったらいい!と想像する力」です!
「今を見る力」
未来を想像するには、今、何が起こっているのか注意深く観察し、知る必要があると思います。
現代の最新技術は、あくまでも過去のグレードアップです。
スマホでさえ、形は変わりましたが従来の携帯電話のグレードアップです。
完全に0からのオリジナルはないと思います。全てが模倣のオリジナルということです。
そのために今を見る必要があると考えます。
それが1つ目の「今を見る力」です。
「こうなったらいい!と想像する力」
子供たちには今はどうなっているか?をまず思い出したり考えてもらいます。
そして、
それがどうなったら便利になるのかを想像しなくてはいけません。
「こうなったらいいな〜」
「ああなったらいいな〜」
そんな発想をする事が
未来の進化につながります!
それが、
2つ目の「こうなったらいい!と想像する力」です。
もしかしたら
地球が滅亡するんじゃない?
なんて、想像できたりもして。
いろんな未来を作り上げてほしいですねー!
想像の時間
まずは、身近にあるものは今どんな種類・カタチをしているのか、
最先端はどんなものがあるのか、を今を見てみます!
「今を思い出してみて!」なんてみんなに言っても、そりゃ知らないのは当然です。
今、世の中でなにが使われているのか?何が最先端なのか?を知ってもらうために
ジャンルごとにまとめた資料を用意しました。
今回は、くるま・そうじき・炊飯器・スーパー・ペットを、比べてみます!
みんな興味津々!!
「これうちのくるまー!」
「こんなのあるの!?」など、いい反応を示してくれました。
まずウォーミングアップで、「未来のくるま」を描いているところです。
「えぇ~分かんないよー」と言いながらも、楽しそうに想像しています。
描いたものを、すぐに紹介してもらいましょー!
「!?こんな発想があるんだ!」他の子のアイデアに興味津々です。
未来は「メロンのくるま。」
大好物のメロンが車の中から湧き出てくるらしい。笑
サカタのタネと共同開発されたのか!?
窓・タイヤもあって、浮いていない、いたって今時のくるまですね~
バリヤがある最強なくるま。
目が特徴的!かお型くるま。
女の子が乗ってるくるま。自動運転かな!?本格化だね!
宇宙までとんでいけるくるま。これは乗りたい。
今回もそれぞれいろんな発想してますねー!
お次はメインへーぃ!
今回つくる「未来のまち」は、
街・家の中・会社・宇宙
この中のどれでもいいよ!という風に提案しました。
自分の設計図を描いて、つくる時間に突入だーー!
子供たちが描いた設計図は、発表のときまで秘密にしておきます!
出来上がりと比べてみようかな~!
つくる時間
まずは、私たちの作った見本(まだ途中)をみせて説明しています。
そして、今回新たに使う素材のご紹介~。
石!石!石!
前回のこうざ内容決めの時に、【石も使って】と言うことだったので、
岡崎の伝統工芸、【石】の廃材をふんだんに用意いたしました!笑
未来の岡崎に、果たして石は残っているのか!?
そんなことも想像してほしいです。
もちろん、石以外の素材もすきなように使ってつくっていきます!
今回は、うすい木の板を土台としています。
その上に、「未来のまち」をつくっていきます!!
※作品の持ち帰りについて
石など重さがあるものを沢山付けている子も多く、持ち帰るのは危ないですので、子供たちには「今回は持ち帰らないよ~」と言ってあります。
彼は特に、今か今かとつくる時間を待っていました。
なが~~い石をささっと取り、付けていきます。
なんとこの子は、1週間前から「未来のまち」を考えてきたんだとー(驚)
毎回楽しみにしてくれるようで純粋に嬉しい。。
お、なんだか神秘的な並べ方をしている。なにができるんだろう。
ここから少しずつ大きなまちになっていくんだそうな!
こちらはじっくり設計図を描いてから、製作にとりかかります。
じっくり設計図を描く子、はたまた設計図は頭の中にあるんだ!と描かない子、さまざまです。
自分の納得のいく作品にするために、それぞれのペースでゴールまで進めばいいと考えます。
この色とこの色を混ぜたらキレイになったよーと報告をくれました。
2色の似ている青色を混ぜたんだそう。絶妙な色合いを作り出すってなんだかプロっぽいわー。
真っ先に、絵の具やるーーー!と言って勢いよく土台に色を塗りました。
石に、カードゲームのシールに、プラモデルに、いろんな素材を組み合わせて作っています。
この子は最年少でよく「お姉さん、お兄さん、手伝ってー!」と助けを呼びます。
もちろん全員、意思を見せてくれたら岡崎ぎゃざはお助けいたします!
ただ、頼れる先輩は岡崎ぎゃざだけではありません。
SO、岡崎ぎゃざに集う仲間がいます!
造育こうざで一緒につくっている仲間(友達)に助けを求めたり、相談することも
問題解決する手段です!
もし、頼れる大人や岡崎ぎゃざがいないとき、誰に助けを求めるのか・・・?
「〇〇ちゃん、ちょっと手伝ってくれない?」
この一言がかけられるかで、困難を乗り越えられるかどうかの分かれ道になります。
コミュニケーション力の必要性は、私たちも海外に行った際に感じた事です。
旅先で困ったときに、
全く英語が話せない私たちは、わずかな単語と笑顔だけで外国人にガンガン声をかけました。
すると、言葉はわからなくても皆さん協力してくれます。
コミュニケーションは、
伝わるか伝わらないかではなく
伝えるか伝えないか ただそれだけでした。
こちらが伝えれば相手はなんとか理解しようとしてくれます。
まずは、自分から一歩を踏み出す勇気だけです。
いろんな人とのコミュニケーションを取ることで、自分に何か起こった時に解決できる力を身につけられるといいですね。
そのためにも、これからは少しずつ「他の子に頼んでみて?」なんて提案してみようと思います!
お!こちらは、なんだろう、太陽?
豪快に絵の具を走らせます。
顔でしたー!
今回も「わっ!良い事ヒラメいた!」を3回くらい聞きました。ヒラメくねぇ~。
今回、作品が大きく、スペースが狭くなって、ぎゅうぎゅうになってしまいました。笑
ごめんなさい~。少しスペース拡大しなきゃです。
じっくり設計図でイメージしたものを、絵の具で表現しはじめました!
いい感じに進んでます^^
次回も作品づくりのつづきです!
がんばって完成させよう~!
では次回もお楽しみにー!