【岡崎ぎゃざこども造形教室】

『岡崎ぎゃざこども造形教室』CM作ったり演劇したり幅広い表現方法で子供たちの個性を爆発させています。

第40章「ー造育こうざーうごけ!立体紙芝居!その3」

11月15日(木)、第40回造育こうざを開催いたしました!

※ただいま定員一杯につき体験教室は開催しておりません。

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 すごいシュールだこと。。ここはどこなんでしょう。

 

きょうの自己紹介

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今日の質問は、

「公園にあったらイイナ!と思うモノ・店・遊ぶものは?」でした。

目の前の籠田公園が工事中なんですよね。

2019年4月には素敵な公園になるんだとか!?楽しみですね!

そこで!

公園にあったらイイナ~!と思うものは何か?一緒に考えてみようと思います。

 

と、その前に例としておにいさん、おねいさんが答えます。

おにい「巨大ターザンロープ!」

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引用:akiborneo.blogspot.com

アッアア~~~!なんて叫びながら遊びたいものです。

おねい「あったかいココア屋さん&駄菓子屋さん」

これはこれからの季節いいですねぇ

お母さんのホッとする時間も欲しいですよね。という訳でココアが飲めるお店屋さん。

駄菓子は売れそう~という商売目線だそう。笑

そんなに儲けられるかな?笑

 

さて、子供たちはどうでしょう?

「ガンプラの像」どこまでもすっきゃね~

「手作りが出来るキットが売ってる」工作すきのいいアイデア!

「でっかい滑り台」ジェットコースターみたいだね

「ながーい滑り台」公園全部使って滑るらしい

「籠田ドライブ・・・ゴーカートで一周できる」ネーミングセンスがいい
「動物を放流する・・・ハムスター、犬ネコ、馬、キリン、ライオン」これって動物園!

「エサを売る」そうそうエサがあると交流しやすい動物園よね、って動物園かい。

しかも、みんながこぞってあげそう!GOOD IDEA!!

 

「あったらいいなぁ!」っていう気付きは大事なことなんです。

これが仕事や商品が出来るきっかけだったりします。

例えば、

・コードのない掃除機があったらいいなぁコードレス掃除機

・スマホで本が読めたら軽いし楽だよなぁ電子書籍

世の中にたくさんありますよね!あったらいいなぁは、意外と身近にあるもんだと思います。そしてそれはみんながほしいから、また新しい経済が生まれるんですね。

 

実は「造育こうざ」もそうだったり。

やり方を決められない、自由な表現を許されるそんな場所があったらいいな

という考えからできたものです。

「あったらいいな」

とってもシンプルな考え方で人のためになるものだと思っております。

この言葉が今のマイブーム。

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修学旅行へ行った子からお土産をもらったのでみんなで頂きました!

定番の京都&奈良を楽しんできたようです。ありがとうね!!

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そして空になった容器。

こちらがなにも言わずとも、

「この容器、洗えば工作で使えるね!」

この自然な流れが当たり前のようになっています。

家にあったいらない箱などを持ってきてくれてみんなで使っています。

まだ使えるものはリユースして工作!精神が培われてますなぁ。

 

つくる時間

 さあ、今日で完成ですよー!

ひとりずつ見て回りましょう~~。

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ハムスター「むーちゃん」のゲージの内装つくりに苦戦中。

考える時間が一番大変。

やることが決まればちょちょいのちょいなんですがね。

とほほ。

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考えながら、ぎゃざ内をうろうろ歩き回ったり、他のこの作品見たり、なかなか決まらないからソワソワ。

よし、とにかくやってみよう!

ということで、手を動かします。

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今日出来たのはここまで。

お母様情報によると今の所かなりリアルなんだそう!

途中、参考にするためスマホで画像を検索していました。

それほどリアルにしたいのです!!

 

ただ、問題なのは追及しすぎて時間内に間に合わないこと。

完成度を落としてでも間に合わせるのか、追求して間に合わなくてもこだわり続ける。

社会にでると、この選択肢ってよくありますよね。

 

さぁ、完成はどうなるのか!?

 

お次はこちらの子

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お次の子は学校の教室を再現中!

イスが35個いるから手伝ってくれない?

おにいさんと一緒にイスを大量に作りました。

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その最中いろんな話をしました。

学校の教室をつくっていることもあって、

「ここの席は〇〇ちゃんの席でね、仲良しなの」

「ここの席のこの男の子はいつも席が近くて不思議なの。席替えしてもいつも横にくるんだよ。」

と、ミステリーな話も。

作っている最中にでるこんな会話もとっても大事。

子供と大人って意外と会話してない気がするんです。

 

会話と言っても一方的に大人がするようなイメージ。

子供はというと「うんうんうん」とうなずくだけ。僕は小さい頃にそんな思い出があります。これは僕だけですかね?笑

 

もっと会話のキャッチボールがあれば、子供はうなずくだけでなく言葉を返そうと考えます。

この考える時間が子供にとっていかほど大切か。

ただ、漠然とうなずく樋口少年はボーっとそんなことを考えていました。

 

だから、逆の立場となった僕はできるだけ会話のキャッチボールを意識しています。

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そんなこんな話しているうちに教室が完成しました。

おーーー!黒板もあってイスもあって、らしくなってきた!

机がないのはご愛嬌。笑

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どぅんッ!

そして生徒が登校するとこうなるのであります。

It's a Wonderful!!

 

お次は。

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もう完成したご様子。これがおじいちゃんの畑の車!登場人物はおじいちゃん!

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家のかざりつけ中。ハンガーを取り付けて服を掛けられるようにしました。

 

そういえば、

今日は途中から鼻歌が聞こえてきました。二人も鼻歌うたっていました。笑

人前で鼻歌するってけっこう勇気いりません?笑

周りのこと意外と気になったりしちゃいますが、

この子たちがリラックスできる環境なのかなぁ~と勝手に嬉しく思いますた。

 

おとぅぎ。

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ひらがなを自分で書いて、間違えた!と書きなおして、お姉さん!これ何て書くんだっけ?と聞いて、よし書けた!

まずは間違えてもいいから自分でやってみる。というのが大切ですよね。失敗を恐れていたらなにもできまへん。

(ん~~これは私たちにも言えることだーーー!)

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みんなのつくっている様子を見に行って、「これは何?」「どうしてここにあるの?」と聞いて回っていました。

疑問を持つ、ってとっても大事。

〇は〇

□は□

と、大人になるにつれて、それは当たり前のことだと思い、考えが肩こりとともに凝り固まっていく気がします。

なんで?どうして?と疑問を持つことで見えてくることはたくさんあります。その心忘れないでぇ。

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みんなの作品をみて、吸収した後は自分の作品に!

 

お次の子は

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目に見えぬスピードで次回の発表用紙を書きあげ、

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少し修正。4枚にもなる発表内容だが

今回の紹介タイムは最大2分まで!

ストップウォッチを持ってさぁ、測定!

1分33秒で言えた!大丈夫!けっこうすんなりでした。

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今回の紙芝居のこうざ、ポイントがふたつ!

1.時間制限

いつも発表の際はフリータイムで思う存分!

というカタチでしたが時間制限をつくることで、それを守ろうと発表の仕方に工夫が生まれると思いそうしました。

 

2.「発表」→「紹介」へ呼び方チェンジ

 今まで「発表」という改まってしまいなかなかいつもの調子でしゃべれない子がいました。もちろんそのプレッシャーに勝つことも大事なのですが、発表できないんじゃあしょうがありません。

ということで今回は「紹介」という呼び方に変えてみました。

子供たちにその旨は伝えずしれーっと「紹介」と呼び方を変えています。笑

呼び方うんぬんよりも、楽しい雰囲気をつくることが一番かな!?

とにかくみんなが恥ずかしがらずに喋る雰囲気つくりが我々の目標です!

果たしてどうなることでしょうー。

 

こちらはもう作品完成し・・・

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「自分でこうざ作って、自分でやるわ」と頼もしいことを言い残し、2階に上って何かをモクモクと作り始めました。

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「小人はみんなやさしいので ひとごろしや すり、ゴミがまちにすてられるなどは ありません。とてもへいわな小人の世界です」

 

この短い文章の中に、心臓がぎゅーっとする何かが詰まっていました。

作品のなにげないひとつひとつに、いろんなことがつまっています。

考えさせられますね。

その子の全てをあらわすかのような素敵な作品です。

 

さて次回はいよいよ発表(紹介)です!

楽しみですねーー!!

 

乞うご期待です!!