8:00 起床
エアコンの部屋から出たときの寒さはほぼ外のようだった。
誰も飲まないカフェオレを見つけてほっとひといき。
みかんはいただきもの、ありがたい。
この9日間を思い返していたらもうほぼ何も食べずに
お昼になってしまった。まったく苦ではなくなっていた。
12:00 昼ごはん
さばの味噌煮缶が余っていたため、ひとつ頂戴した。
それをうどんをパスタのように和えた。
その後もひたすら0円生活を紐解いていく。
わたしたちなりの答えがようやく見つかった。
最初の目的
【本当に生きるために必要なものは何か?】
【本当の豊かさとはなんなのか?】
「本当の豊かさ」とは
自分の本意で生きること
その基準は人それぞれ
本意という意味は、
自分が今食べたいものだったり、やりたいことに対して自分に1mmもウソをつかないこと。本当の想いを行動にすること。
それを続けていけば、習慣が変わる。
そして人格が変わる、運命が変わる、最終的に自分の思う幸せな人生になっていくはず。人それぞれの。
心理学者アドラーがこう言っている
人生は実にシンプルである
考え方次第で、今この瞬間から人は幸福(豊か)になることができる。
わたしたちの行き着いた答えはこうだった。
人が生きていくためには
誰かの見えない仕事が必要だ。
安定した食事はもちろん生きていく上でかかせない。
しかしその野菜やお肉を作ってくれている人、運んできてくれる人のことを忘れていないか?
見えない人とのつながりがあって生きていられる。
人は一人では生きていけない。
見えない人とのつながりが見えるようになった。
0円生活をして気付いた
大事なことがある
なにごとも
まず本意であること
次にベストを尽くすこと
人は普段生活していても、自分の最大限を出す場面は、ほとんどない。
しかし、人は何かを制限されたとき、自分の中にある最大限の知識・経験を発揮しようとする。同時に、自分のもっている最大値をひろげることができる。
さらに、はじめての知識や経験をすることも、自分のもっている最大値をひろげることができる。
その後、
この企画のことを全く知らないおばあちゃんから
ほっかほかの焼き芋をもらった。
ステキな笑顔で
「前食べておいしかったから、あんたたちにも食べさせてあげようと思って。」
そのやさしさにジーンとした。
家族からのもらい物はルールに反するが、焼き芋を食べないことは今までの0円生活で学んできたことに反すると思った。
人の想いや作ってくれた人、見えない人のおかげで今、焼き芋がここにある。
見えない人とのつながりで人は生きている。
人である以上、人への感謝は忘れてはいけない。
わたしたちはありったけの感謝を込めて焼き芋をいただいた。
それと同時にこの企画に終止符をうった。
今日は人を喜ばせるために行動をすることにした。
せめてもの感謝の気持ち。きっとこの気持ちがメシの種なのかな。
これから岡崎ぎゃざに関わる、すべての人を喜ばせたい。
これが本当の仕事の原点。