8月9日(木)
造育こうざを開催いたしました!
「おばけやしきをつくろう!」
(いらない手袋をつかっておばけの手にしたの図)
きょうの自己紹介
今日の質問はおばけやしきを作るということで
「おばけっていると思う?」でした!
すると、全員が
「いるとおもう!」
のご回答!
「見たことある?」と、質問。
すると、全員が
「みたことない!」
のご回答。笑
見たことないけど、その存在には確信を持っているみたい。
「でもね、こんな体験したことあるよ!!」と、全員が自分の恐怖体験を語らい始めた。
「2階にね、誰もいないのにガタッって音がしたの!こわかったぁ~」
「父ちゃんが帰ってきたのかわかんないけど夜に音がしたの!」
恐怖話はとまりません。
かくいう僕(樋口)も大の幽霊が苦手。昔も今もなんですが。幽霊なんか見えないのに「なんか怖いなぁ」って感じてしまう。
幽霊番組とか見たらダメ!ってわかっててもなんか見たくなっちゃう。
この心理現象は「カリギュラ」って言うんですって。
そうやって「見たくない」「見ちゃダメ」と、思うあまり、自分の中で幽霊を想像して
勝手に幽霊と言う存在をつくり出しているのかなぁなんておもってしまいました。
子供とは想像力豊かですね。
(以上、樋口の推測でした。)
流れとルール
まずは、
[全体の流れ]
いきなりつくりはじめるのではなく
どういうおばけやしきにするか、だれがどこを担当するか、など全体を俯瞰視(ふかんし)して見ます。
これは私達がイベントを企画するときに必ずすることです(どんなことにでも応用できます)。
まずは全体の流れを把握します
↓
やることをリストアップ
↓
優先順位をきめて並べ替え
↓
各々持ち場にわかれて作業開始
と、大まかにこんな具合です。
もちろん子供たち相手にこんなこまかくやりませんが
「こうするとわかりやすいよ~」というのを伝えたいことが目的です。
お化け屋敷など、みんなで行うもの、やることがいっぱいなものは
急に取り掛かるのではなく、全体を把握してから取り掛かると、何をいつだれがすればいいのかが明確にわかります。
こうすることで、みんなが同じ方向を向くことができ、まとまっていきます!
と、いつも私達が企画するときと同じような流れで行っていきました。
岡崎ぎゃざ造育スペース見取り図 ↓
次に、ぎゃざの造育スペース見取り図を渡し、
どういう道順で行くか、
どこにだれを配置し、
どこで驚かすかマークしていきました。
おばけやしきの道順が決まると
想像しやすくなってきます!
私はここ!
俺はね、ここからここ!
休みの子の分も書いとこ!
つぎつぎと飛び交うアイデアたち。みんなが前のめりでいい光景です。
次に衣装つくりをします。
つくる前に
イメージの時間
おばけやしきの衣装は
どんなんがあるかな?
資料をみんなで見てみよう~の時間。
「これ知ってる~!」
「うわ!こわすぎでしょこれ!」
自由に作ろう!でもいいのですが、やっぱりヒントを与えるとグンと想像力がアップするということが分かったので最近は資料を用紙しています。
つくる時間
ぎゃざ中の布を掘りあさります。
二人ともベージュの布をカットカットカット!
「布切るの疲れた~~」とひとこと。
彼は、衣装用の布を探していましたが、なかなかいいのが見つからず珍しく途中で断念。
「衣装はつくらない!」
自分の気入ったものがつくれないのならば、つくらない!と、これも彼なりのこだわりなんだと思います。
衣装をつくらない彼は
小道具がほしいの!と小道具製作中~。
小6の子が「お姉さん(大島)、ボンドがもう出ないよ~」と言っていました
それを聞いた5歳の子は
「こうやったら出るよ~やったげる」とボンドをフリフリし、出してあげていました。
これには小6の子もビックリ!
得意なことがあるとやりたくなりますよね。
ペンで何かを描きはじめました。
なにか聞くと、「ナイショだよおー!」
いけずう。
こちらはすでに衣装作りを終え、セットつくりに取りかかります。
担当は廊下~トイレまで。けっこう長いぞお~。どんな風に仕上げてくるんでしょう!
衣装製作中ですね!
最初は何をしていいかわからず迷っていた一番小さい女の子。
「衣装ってなにをどうやってつくればいいの・・・」
気持ちをくみ取りすぎてはいけませんがこんな気持ちだったのかなぁ?
衣装のつくり方のヒントも用意すべきだったかなぁと反省しております。
ごめんよ!!!
そこでお兄さんがアドバイス。
つくりはじめました。
以前もオレンジの布を選んでいたことがあったなぁ!
明るい色が好きなのかなぁ~
おかあさんからのタレこみなんですが、どうやらこの子は今回の
「オバケやしきをつくろう」のこうざが難しかった!と、言っていたんだそう。
そうか、そもそもお化け屋敷ってなんのかわからないかなぁ。
きっと、なにが難しいかも分かっていないはずです。
大人たちには当たり前でも子供たちからすれば、はじめてのことなんてたくさんありますもんね。この女の子にはまず、お化け屋敷がなんなのか というところから説明してあげることが必要だったのかなぁと感じました。
まずはお互いが同じ知識を共有していないと同じ話はできません。
急に「昨日のアレおもしろかったよねぇ」と言われてもなのこっちゃ!!
と、なるように、この子ももしかしたら
「オバケやしき?なんのこっちゃ!」となっていたかもしれませんね。
とっても大事な共有。
大切なことをまた一つ学ばさせてもらいました。
最後まで一緒に楽しもうね!
ぎゃっ!
急に現れたシロイオバケです。笑
ミシンを使いこなし、2WAYの衣装にしたんだそう。
どうやったらそんな考えられるん!?
「本番は白い服着てこよ!あと靴も変えたほうがいいかもなぁ」
衣装作りをしたことでイメージがどんどん湧きあがってくるようです!
二匹目のお化け。(右の子)
顔が見えないための黒マスクをつくり、怖い雰囲気をだすために猫背で登場するんだそう。笑
なんだその、なりきり度は 笑
いつもはおとなしいこの子も自分からどんどん口を開きアイデアを形にしていきます。
もしかすると、今は女の子ではなくお化けになりきっているからなんでしょうかね?
仮面をかぶると人も変われるっていいますからね。こういうことなのか?笑
先ほど、衣装作りを断念した彼。
小道具をつくっていると、衣装に使えそうないい素材が見つかった模様。
「これならつくれる!」
衣装づくりもはじめました。
そして完成したのがこの衣装。
顔隠れてるけど、こっちからは全部見えるから!と自慢げ。笑
先ほどつくった小道具はこの手なんだとか。
左手で右手をちぎったんだとか、ぞうじゃないとか。
怖い感じの絵を描いているそう。
親指どこいったん!?
めちゃめちゃ怖いです。
こちらもせっせとつくっておられます。
おっ!手がまたひとつ。
廊下~トイレ担当の子のおかげで廊下はとんでもないことに・・・。
ご愛嬌ですね。
次回は、いよいよセットつくりです!
どんなセットになるんでしょうね~楽しみです!
最後までお読みいただきありがとうございました!